薔薇色の部屋

ちょっぴり工事しつつ更新します

【スピ】前世と直観の不思議な話

天女の領巾~鱗2 言えなかった本当のこと




前回アップしたこの曲

数年前にアップした時には、彼の所属会社がyoutubeにMusic Videoをアップしてくれたものがあったのだけど、今回探したら、それが途中までで切られた動画になってしまっていました。

それで前回は、全曲が聴ける別の動画をアップしてみましたが、本当はそのMVの映像がとてもとても好きだったのです。


まとった布を、天女の領巾(ひれ)のように白く翻して泳ぐ女性と、滝に濡れた深い森のしっとりとくすんだ色がとても美しくて、忘れられない映像でした。

途中までですが見ることができるので、短縮版動画を載せてみますね。
音も前回のものよりずっといいものです。


このMV、もう一度最後まで見たかったな。
映像付きのアルバムがあったら欲しいと思い、探したけれど、見つからなくて残念です。








いつだったか、私 あなたに

あなたのことを となりの魂のように感じる
と言ったことがあったけれど

ごめんなさい、
あれは嘘なの。


本当は となりの魂なんかじゃなくて

魂の半分だと思っていたの、
会ったその日から。


ひとつの魂が分かれて 二つになった
その もう片方だと。

唯一無二の 私の半身

誰よりも何よりも懐かしくいとしい、
自分とひとつながりの魂だと。


理由なんて何もないけれど
ただ わかってしまった、

それだけだったから

自分でも、いつも信じられなかったけれど。


だけど、本当はいつもわかっていた
それが真実だと。

でも



言えなかった



この世で会えるとは思っていなくて、
あまりに驚いて 私

最初に会った時から、
幸せすぎて、恐ろしすぎて、

どうしていいか わからなくて。



あなたに 
正直にそう言う勇気がなかった、あの頃の私を

どうか許して、そして

抱きしめて
あなたも同じことを感じていたと

知っていたと


お願い、
もう一度聞かせて。



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「秘密」






「秘密」
                         






ずっと黙っていたことがあるの
ずっと内緒にしていた秘密

今まで言わなかったけれど
私はあなたに会っていたの

あなたを知っていた
あなたに会う前から


そう


ずっとずっと昔の
いつかわからないほど前に

私はあなたに会っていたの






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あなたは海を見ていた
月も星もない、夜の海を

波は静かに寄せて
風は微かに

あなたはその穏やかな闇の中で
ただ 立っていた

若くほっそりとした木のように
年月の重さにも疲れることのない老王のように



私にはあなたの顔も見えない
言葉を交わすこともない

でも

私はあなたが誰だか知っていた
私の最も近しいひと、私の一番慣れ親しんだ人だと

触れなくても知っていた
あなたの生きている体のあたたかさを

聞かなくても知っていた
あなたの声がやわらかく響くことを

試さずともわかっていた
両腕を伸ばすと あなたを抱いて指先をやっと組めること
私の頭が あなたの胸に当たることを




わたしは砂を踏んであなたに近づき
手を伸ばして あなたの背を抱こうとする

いつもしていることのように

あなたは首を回して私を見下ろし
黙って私の肩を引き寄せる

いつもそうしているかのように

私の指は あなたの体を巻いてやっと互いに触れるくらい
私の髪は あなたの肩の下に流れる


そう、知っていた通り
わかっていた

このあたたかさも 腕も
私を見た時に 微笑んだ目も




月もない闇の海辺で

風の吹き渡る高原の草の上で

暗い森の湿った土の香りの中で

痛いほど輝く太陽を浴びる城壁の上で

大きな流れが赤く染まる夕暮れの川辺で



繰り返しくりかえし
私は見ていた そのやさしい目を

私は見ていた あなたの瞳に映る景色を
いつも いつも

私は知っていた あなたを






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今の私が あなたと会った最初の時に
私にはそれがわかった、一瞬の光のように


でも
あなたは私を知らなかった

私が誰だか、覚えていなかった

だから

私は黙っていた


あなたに尋ねる代わりに
自分に問うた

疑い、泣きながら
問い続けた



あなたはだれ
ほんとうにあのひとなの

あなたはだれ
本当に私の いとしい半身なの

もしそうならなぜ
覚えているのが わたしだけなの

信じない、こんなひどいこと
信じられない






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けれど いつも
答えは同じ

そう

この世で会う前から、
私はあなたを知っている

私はそれが本当だと知っている
私の頭が否定しても 私の奥底は知っている


たとえあなたが 私を思い出せなくても
私をまた 忘れることがあっても

それなら


いいわ 大丈夫
私がこの先も あなたを覚えている





ねえ 私はいつ

この秘密を
あなたに言うのかしら


今 目の前にいるあなたは

降り注ぐ光が 全て自分のものであるかのように
その命いっぱいに愉しんで立ち

瞳に青く輝く空を映して
やわらかに笑う



私がいつも愛していた
あの微笑で

 



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壁をよじ登るロミオ~わかるはずがないことがわかる時 2




(前回「強烈な直観?~わかるはずがないことがわかる時」からの続きです。)



たしか大学2年の冬でした。

高校時代の友達3人と会うことになり、東京で下宿していたそのうちの一人、Aの部屋に、皆で泊まったことがありました。


皆で外でお夕飯を食べて彼女の部屋に戻ったら、もう一人、Aの大学の友人、Bさんが遊びに来ました。もちろんA以外は、私を含めて皆、Bさんとは初対面です。

ただでさえ狭いワンルームに、5人でぎゅうぎゅうになりながら、スイーツを食べたり、よもやま話をしたりしていたのですが、私は疲れて話の輪から抜け、壁にもたれて一人で本を読んでいました。

(私が自分の変人ぶりを気にしなくても、けっこう素のままで受け入れられていた仲間だったので、私が普通の話に参加しないのは当たり前になっていて、誰も気にしない、快適な関係でした。笑)


ふと気づくと、いつの間にかBさんが、恋人の話をしているのが耳に入りました。

最初は大学の女子寮や、私営の女子学生専用アパートの、規則が厳しいという話だったのが、

Bさんが、そんな厳しい女子寮に住んでいても、私は先日、彼氏をこっそり自分の部屋に入れたんだ、と話し始めたのです。


え、見つからなかったの? 見つかったら親が呼ばれるとか、強制退居とかになって、大変なんじゃない? と驚く友人たちに、ちょっと照れながらも幾分自慢そうな声でBさんが、

「ううん、そっちは大丈夫だった、窓から入ったし。
でも、3階だから登るのが大変で、何度も落ちそうになって、ハラハラしちゃった☆」

と答えたので、ますます「ええ~!」と驚きの声が上がりました。


「3階までどうやって登ったの? すごいね! 体育会系の彼氏?」
「そこまでするなんて、愛されてるね~。ロミオとジュリエットみたい!」

「うん、彼氏がものすごく頑張って登ってくれて・・・掴まる所がなくて、ベランダまでほとんど壁をよじ登るっていうか、とにかく大変で」


と盛り上がる友人たちとBさんとのやりとりを、意識の一部で聞くともなく聞いていた私が、

(ロミオ・・・?
 
あれはそれなりの背景があってのことだけど、自由に好き放題会える現代人が、そんなことする必要性はなにもないよね。

いったいどうしてわざわざ、そんな危険で迷惑で面倒なことしたいのか、さっぱりわからん・・・)

とぼんやりと思った時。
Bさんの彼氏が壁を登っている姿がふっと浮かんで、思わず声を出して笑ってしまいました。


見えたのは、小太りの男性が体を丸くして、必死に細い雨どいにしがみついている、ロミオというイメージからはかなりかけ離れた姿だったのです。


こたつを囲んだ輪から外れて本を読んでいて、話を聞いていないと思っていた私が、顔も上げずに突然笑いだしたので、皆、びっくりしてこちらを振り向きました。

なに、どうしたの、と訊かれ、初めて自分以外誰も笑っていないことに気付いた私は、Bさんに失礼なことをしたかも、とあわてて、

「ごめんごめん、Bさんのロミオが壁を登ってる姿が浮かんじゃって。

頑張ったんだねえ彼氏、けっこう体重ありそうなのに、すごい勇気だよね。
雨どいが折れて、落ちて怪我したりしなくて、ほんとによかったね!」

と釈明。


意識は本の内容に行っていて、殆ど聞いていなかったけれど、耳はちゃんとその映像の根拠になる情報を話の中から拾っていたのだと思っていたので、皆も共感して笑ってくれると予期していたのに、

予想に反して、座がしん、とする中、友人AがBさんに、


「・・・え、そうなの? 彼氏、太めの人?」

「う、うん・・・実は相当肥満体で・・・私、ぽっちゃり系が好きなんだよね。
でも、どうしてわかったの、私、普段から絶対そのこと、言わないのに・・・」

「花陽ちゃん・・・Bちゃんの彼氏知ってた・・・わけ、ないよね。」


そこで私は初めて、自分の見たものが単なる「想像」ではなく、伝えられていない情報までを含めた光景を、映像として見ていたことがわかったのです。


そして、そんな風に「ふっと浮かぶイメージ」は、情報を聞いたり、本を読んで想像するなど、誰にでも浮かぶ当たり前のものであり、正確ではない個人的なもの、と思っていたけれど、

もしかしたら今までにも、情報では与えられていないことまで、かなり正確に浮かんで(見えて)いた時があったのかもしれない、と気づき、

思い当たる記憶が色々と浮かんでも来ました。


ただ、それがわかったところで、自分の中ではその区別がつかないことにも、思い当たりました。
想像なのか、「見えて」いるのか、いちいち確かめでもしない限り、わからないな、と。

なのでこの出来事のあとも、私はまだまだ自分の感覚には懐疑的で、別に自分の役に立つものでもないという認識もあり、無視したり否定したりして行ったのですが・・・。




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ちなみにBさんによると、確かに彼氏は雨どいを掴んで登っていて、実はその時にほとんどの部分をバキバキに壊してしまい、

二度と使えないので、もうベランダからロミオに来てはもらえないし、

寮母さんにそれが発覚し、なぜそんなところが大幅に壊れてしまったのか追及されるのを、彼女は日々とても恐れているとのことでした。

(ロマンのかけらもない迷惑な話だと、個人的には今でも思います。笑)


色々な点で変わっている私に慣れていた友人たちも、この時はちょっと驚いていましたが、まあ、花陽ちゃんだしね、と、すぐにスルーして、化粧品やダイエットなどの話題に戻って行きました。


この時友人たちと他に何を話したか、何を食べてどこへ行ったか、私は何の本を読んでいたか等は、もうすっかり忘れてしまいましたが、

今でもこのBさんとのいきさつと、あの時パッと浮かんだ小太りのロミオの姿は、はっきりと思い出すことができます。





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最新記事は「名前の持つ見えない力~「陽」の文字が私を守った 1」です。






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