先日の記事にも書きましたが、
私の絵描きとしての能力は、自分の基準でいうと、お話にならないほど低いため、

自分の中に見えているイメージを、その通りにうまく描けたためしがありません。

絵の得意な人は逆で、20代の頃お世話になった、少女漫画の大家、萩尾望都さんによると、
自分の中のイメージより、実際にそれを絵にしたものの方が、面白い良いものになるのだとか。

すごいなあ、そういうのが天性の絵描きの才能だなあ、と思います。


私も自分の中のイメージは、かなりはっきりと映像として見えているため、それを絵で表すのが当然の気がして、絵や漫画の世界に足を突っ込んだりしていましたが、萩尾先生とは逆の実感の連続でした。

小学生の時、図工の時間に風景を描くよう言われて、目の前の綺麗な景色や花などを見ながら紙に向かっても、まったく思うように描けずがっかりしたことがある人ならわかる、あの感じです。


最近遠ざかって絵を描かなくなっていたので、余計勘が鈍って、
先日のこの絵も、実は途中で諦めて捨てようかと思うほど、失敗してしまいました。

なんとかごまかしたけど、もっときれいに描いてあげたかったなあ、
全然予定と違う感じになってしまいまいした。

特にうにちゃんが、私の中の本当のイメージとは、かなりかけ離れた様子になってしまいました。


イメージの中ではこんなイラスト風の顔をしているわけではなく、ちゃんと人間の幼児だし、
ちいさな子供を描くのは私にとっては難しいので、何重にも絵にするのが難しいのですが、

更に、以前イラストレーターとして小学生の本に挿絵を描いていた時の、
男の子たちの服装のイメージが、他によく知らないせいで、つい出てしまったようです。

あの絵のうにちゃん、なんだかサッカー少年みたいになってしまいました☆笑
活動的ではあるけれど、運動好きという感じではなく、もっと物静かで大人しいタイプなんです。


本当は全然違うなあ、うにちゃんごめんね、と、ちょっと寂しくなって、
できるだけ私の中の本当のイメージに近いうにちゃんを、もう一度描いてみると・・・




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こんな感じ。

うん、これはちょっと似ています。
目も鼻も描いてないけど、似ている。(なぜかはこの記事にあります。笑)

こんなちいさな、私のうにちゃんです。
(ちい~さく描いたら、ちょっと似ました。笑)


ほっぺはふっくらかわいいけれど、体や手足は全体にほっそりした華奢な子で(骨格はうに子と兄弟みたい)、穏やかで大人しく、いつもちょっとはにかんだ笑顔で、嬉しそうにうなずいてくれるのです。

寡黙だけど賢くて、いつもいろんなことを感じて、沈思黙考しているタイプです。ほんとです。(笑)
ただの3歳児ではなく、ウニヒピリやインナーチャイルド、魂の姿でもある、賢いウニちゃんなので。


それに何より、私には世界中でいちばんやさしい。


うに子と会ったばかりの時には、服装も心もボロボロ、表情も凍り付いたような状態でしたが、2年近く経った辺りから、やっと安心したのか、頬も丸くなって、機嫌よくかわいく笑うようになりました。

私が一人で何か考えていたり、車の運転をしていたりする時に、何かの拍子に、こんな風にぽん、と私の心の中に浮かんで、うんうん、うんうん、と嬉しそうにうなずいてくれたりします。

それだけで、私もほっとして、嬉しくて涙が出ることもあります。(笑)
お腹の辺りがふわっと暖かくなって、それまで冷えていたのに、指先まで温まったこともあります。


うにちゃん、すごいんです。
私のちいさな、癒しの王様。


人が聞いたらバカみたいに思われるだろうけど、いいんだ、こっそりここにだけ、書いておこう。
実はこの絵をここにアップして人に見せるのが惜しいくらい、私、うにちゃんがかわいいんです。

あんまり描くと、物理的に存在する絵のイメージの方が強くなって、
心の中のうにちゃんが見えなくなりそうで怖いので、顔を描くのは、もうこの辺にしておこうかな。


昨日のような気持ちになった時、うにちゃんとうに子に助けを求めたくても、
あいにく、私があんな状態の時には繋がらないようなので、最近もしばらく見えないのですが・・・

(繋がることもたまにあるのですが、そうするとうにちゃんまでおびえた悲しそうな顔をしていて、
かわいそうになってしまうので、自分の調子が悪い時には、無理に見ようとしなくなりました。)

でも、またそのうち出て来てくれるよね。
今日は見えなくても、うにちゃん、いるよね、うに子と一緒に。



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にこにこしながら、うんうん、うんうん、と
うにちゃんがいつもの通り、うなずいてくれている気がします。

うにちゃん、大好き。
私もうに子も、世界中で、うにちゃんが一番かわいい。

いてくれて、ありがとうね。