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ちょうど一年ほど前、この時も全く探していたわけでもなかったのに、
ふと目についたオークションに出品されていた靴に一目惚れ。

出品者によると、買ったもののサイズが合わず、履かないまましまっていたということで、
誰かの足が使ったものではないし、サイズも一応合うものの、なんといっても、靴。

実際に履いてみないと、合うかどうかわかりません。
特に私、一般的な日本人の足の形からだいぶ外れているらしく、合う靴を探すのが大変なのです。

だから、試着後返品できない靴を買ったりしては絶対にいけないのだけれど、
これはあまりにかわいかったし、靴箱の上に飾って眺めているだけでもいい! と、思わず購入。

届いた靴がかわいくて嬉しくて、すぐに撮ったのがこれらの写真です。




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普段室内で撮る時は、もっと明るく写るように加減するのですが、この時はなんだか、
カーテンの外の明るい光と対象に、しんと静かな室内の感じが気に入って、

暗めで影が濃い写真になりました。
今日の気分も、なぜかこれがとってもしっくり落ち着くので、補正せずこのままアップ。

今日のお天気が、それだけで生きていることが嬉しくてたまらなくなるほど、
まぶしい光で溢れる5月の一日だったからかな。

まぶしく輝く日差しも、青くさわやかな空も、若葉と蜜柑の花の薫る風も、
その風がやさしく流れ込んでくる、暗くて落ち着く室内も、大好きです。


でもちょっと、はっきり靴の色がわかる明るめの画像も。



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肉眼では地の色がもうちょっと濃いベージュです。

柄もとても上品で、素材も普通の布とは違い、バレエシューズなのに数センチのかかともあって、
私は今までに見たことがないタイプの靴でした。

元の持ち主によると、お店では一点ものと言われたそうです。

その人も一目惚れで、試着してサイズがきついことがわかっても、どうしても欲しくて買ってしまい、でも結局やっぱり足が入らなくて、履けずにしまっていたとか。

気持ち、わかるわあ。
同じ衝動で、私がそれを買い取ったわけです。(笑)


それに、きつくて履けなかったというのも、ものすごくよく理由がわかる気がしました。
この靴、たぶん外国製なんだと思います。足型が明らかに日本で使われているものじゃないもの。

左右の幅が、ものすごく狭いんです。
一般の足型が合う人だと、サイズは合っていても幅が細すぎて入らないのだと思います。

それに、かかとが深くて(高くて)、しかもかなり内側に向かっているのが、画像でわかりますか?
これ、日本の靴にはない深さとカーブで、このかかとも普通だとくいこんでしまうだろう、と。


前述のように、私はとっても合う靴を探すのが難しくて、合う靴があっても、それは
「ぴったりで心地よい靴」ではなく、痛くならずに済む、脱げて危なくはない、というレベルです。

バレエシューズなんて特に、トウが丸くて指がつかえるし、指がつかえないサイズだと左右がガバガバ、ヒールがなくてフラットすぎて、土踏まずが痛くなってしまうし、かかとは浅くて脱げ放題。

今まで一度も足に合ったためしがない、最初から試着するだけ無駄というほど、向かない靴なのです。
私が買うのは、足首にストラップがある靴か、足首以上の深さがあるブーツばかり。


なのにこれは、履いてみたらなんと、ごらんのとおり足にぴったり!
シンデレラもかくやと思うほどの、驚きのぴったり感。(笑)

これは私には今までの人生で、一度しか体験したことがないほど稀なことで、本当にびっくり。
その一度も、日本ではなくアメリカでのことでした。

メーカーを知りたい! と熱望したけれど、職人の一点ものというのは本当らしく、
どこにもメーカーの文字はなく、サイズ表記さえありませんでした。





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最初靴だけの写真を変な座り方で撮っていて、左足の甲が赤くなっていますが、お見逃し下さい☆

実際には残念ながら私、とても素脚で外を歩いたりできません。
そもそもタイツを履く季節以外に、脚を出してスカートをはくことさえ、近年はありませんでした。

が、この時はあまりに嬉しくて、ストッキングもはかず素脚で試し履きしてしまったので、
見る方に不快でないよう、少しデータの粗を消して、サイズ縮小で控えめに載せています。(笑)


話を戻すと、20代最初に一年弱アメリカに滞在した時、きちんとした席に出るため、
パンプスを買う必要が生じて、モールに行って恐る恐るアメリカ製の靴を試着してみたら、

日本であんなに靴を探すのに苦労してきたのが嘘のように、最初の靴を履いたその瞬間にあっさりと、
体験したことのないフィット感を得られたことがあり、それがものすごい驚きでした。

他は何でも大きくて、日本人の私に合うサイズは、子供用から選んだ方が早いくらいだったのに。

私があっけにとられた顔をしたのでしょう、
一緒に行ったアメリカ人の友人に、どうしたのかと聞かれたほどです。


その時、色々な体格の人種がいるのに、アメリカで売られているごく一般の靴の足型の方が、
日本の足型より圧倒的に私には合うのだということがわかり、

世の中には、はいていて指先や土踏まずが痛くもなく、左右ががばがば開いて、かかとがパカパカ脱げて危なかったりもせず、痛くもなく歩ける快適な靴が、こんなに簡単に見つかる世界があるんだ、と、

泣きたいような衝撃を受けました。(笑)
私の今までのつらさはなんだったの、と。



(続きます!) → 続きアップしました。