もう半年ほど、無料動画サイトで更新されるたび、楽しみに観ている外国のドラマがあります。

その名も「オスマン帝国外伝 愛と欲望のハレム~ シーズン1」。
トルコで大ヒットし、世界40か国以上に輸出されている人気番組だそうです。







後から思えば、時々タイトルは目にしていたのですが、このいかにも昼メロ風な副題のせいで、脳が自分の興味の範疇外と認識してスルーしていたらしく、

ある日ふと存在に気づいて観てみたところ、もともと史劇大好きな私は、これまでに接したことのない異国の感覚と美しい画面に、夢中になりました。


このドラマの面白さについては、また何度かに分けて書きたいと思っていますが、

今日はまず、見ている私まで嬉しくなって思わずスクリーンキャプチャしてしまった、「秘めた叶わぬ恋」が成就してあつあつの、物語中のカップルの様子をアップしたいと思います。


この二人、皇帝の寵を競う後宮の美女たちの駆け引きの話の中で、唯一の、いわば ”純愛担当”。
二人が幸せになった場面を見て、大勢の人が私同様、喜んだのだろうなあと思います。

そう思うと、今更だけど、物語の力ってすごいな。







皇帝の妹である皇女ハティジェは、一度嫁いだものの夫が死んだため、出戻って後宮で暮らしている若い寡婦。その皇女さまが、兄である皇帝の側近を好きになります。

このイブラヒムという男、子供の頃に異国から拉致されて来た不遇な人なのですが、皇帝がまだ皇子の頃に出会い共に育つうち、才能豊かなのを気に入られて、とうとう大宰相にまでなりました。

イブラヒム大宰相は実在の人物で、ベネチアからさらわれてきた元奴隷が異例の出世を遂げた、というのも、すべて史実通りだそうです。


そのイブラヒムが毎夜、公務を終えてから宮殿のテラスに出て、孤独な自分の境遇や、生き別れた故郷の親兄弟を思いながら、昔母に習ったバイオリンを奏でていたところ、

皇女さまがその音色に聴き入って、自分の部屋のテラスから、これも毎夜、彼の姿を探すようになったのでした。




オスマン帝国外伝 ~シーズン1 第2話 18
ハティジェ皇女




・・・このあたりの過去のシーンも、スクリーンキャプチャしておけばよかったのですが、

文章で書くとこんなにロマンティックなのに、今書いていてようやく、ロマンティックな話だと腑に落ちたような気がするほど、最初のうちは全然共感していなかったので・・・。

イブラヒムに全然、うっとりできなかったのです。


イブラヒムも皇帝も、ドラマの最初は史実では20代半ばなのですが、40年以上にも渡るスレイマン1世の治世を描くドラマなので、二人とも最初から少し年上の俳優さんが演じています。

そのため皇帝は、即位時から既に貫禄たっぷり。

イブラヒム役の俳優さんは撮影当時30代最初で、設定年齢とそれほど大きく違わないけれど、額の辺りがやや寂しかったり、時代柄、髭面だったりと、個人的にあまり乙女心(笑)を誘わない外見の上に、

こんな境遇の人の胸の内はどんなだろうか、と同情的に想像してはいても、本人があまりにいつも険しい顔をしているし、気心が知れない感じの感情描写なので、共感しにくかったのです。

その辺のキャラクター設定というか、人物の描き方や物語の語られ方も、感覚が日本やアメリカ・イギリス辺りのドラマとは微妙に異なっていて、それも私には毎回面白いのですが。






中央が皇帝、左から2番目が、皇帝の右腕イブラヒムです。
イブラヒム、いつもたいていこんな表情。




オスマン帝国外伝b-1




整った容貌の俳優さんだし、孤独な境涯の苦悩の深い男という雰囲気は良く出ていますが、ロマンティックな感じでは、あまり・・・。(笑)

ちなみにこの俳優さん、オカンという名前なんですって。オカン・ヤラブク。
姓も名も、日本語の語感にはない面白さ。

トルコの人にとって、それはどういう感じ(印象)の名前なんだろう。

ごく一般的な、よくある名前なのか、それとも珍しい、かっこいい名前なのか。
ごう、みたいに男らしい強そうな語感なのか、ゆう、みたいな柔らかい優美な印象なのか。

トルコ語なんてほとんど接したこともなかったものなあ、想像もつかないわ。
私にはこうした語感の違いも、人名やセリフを耳にしているだけで、かなり新鮮で刺激的です。



と、前置きだけでかなり長くなってきてしまったので、今日はこの辺で。
次はもっと皇女さまも登場する、二人の幸せ画像をアップします。


(続く)→ アップしました「叶わぬ恋が成就したふたり2~オスマン帝国外伝」






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