アルゼンチン・タンゴの哀愁のある曲が、ある時期とてもつらくて、それまで時々聴いていたピアソラを聴かなくなって久しかったのですが、最近また聴くようになりました。

ごくごくたまに欲しくなる特別なデザート、という感じかな。


最近聴いた中では、これがとても好きです。

私にはやっぱりピアノの音が一番快適らしく、この曲もピアノだけの前奏の部分が一番好きなんて言ったら、ピアソラとそのファンに失礼かもしれないけれど☆

(それじゃピアソラを聴いていることにならないしね。笑)

この曲の最初の2分半を聴いていると、キーシンの弾くクライスレリアーナやラフマニノフを聴いている時と同じような感覚が、体の中に走ります。

胸が熱くなり、何かが盛り上がってくるような感動。


もちろん、そのあとのピアソラのバンドネオンの、あのうねりのある響きも素敵だし、ピアノとバイオリンの音色も、めったにないくらい心地よい、素晴らしい演奏です。誰が弾いているのだろう。

けれど私は、普通の小品なら一曲分の5~6分でいつも満足してしまって、この動画も8分手前のところで一曲終わるので、そこまでを聴いています。

一時間以上ある動画なのにね。笑

そんな感じで、私にとってピアソラのバンドネオンの音色は、たまに欲しくなる珍味なんです。




ピアソラ2



昔から、音楽家っていいなあ、こんな曲を演奏できる人って幸せだなあ、と嫉妬するくらい、音楽が好き。


ちょうど夏至の日から咲き始めた、大好きなくちなしの香りのように

心と体、両方の中に吹き渡っていく、澄んだ青空と緑の風のように

こんこんと湧き出て両手を濡らす、冷たく清らかな石清水のように


私にとって、音楽は体と心の両方に、直接響く大きな力を持った美しいエネルギー、
天に与えられたこの世に生まれた愉しみのひとつであり、宝石のように貴重な奇跡です。








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