薔薇色の部屋

ちょっぴり工事しつつ更新します

2016年05月

今年が一番







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大好きな、5月の薔薇。
ただし、今年の写真ではありません。

今年は蝋梅の季節から自分でも怪訝に思っていたのだけれど、
好きな花や緑を見る気持ちの余裕が、自覚以上になかったようです。

一年で一番好きな新緑も、5月の薔薇も、ほとんど見ることができませんでした。


数年前に病気で動けなかった時と競り合うくらい、なんだか何もできない日々でした。
去年はちゃんと作った、りんごのジャムと夏みかんのマーマレードも作れなかったし、

くちなしの鉢も、今年は手に入らなかった。
何年も前からいる観葉植物たちでさえ、なんだか息も絶え絶えという感じ。

私の日常になくてはならないと感じていた好きなものが、こんなに「ない」状態になるほど、
それらを恋しい気持ちさえそれほど感じる余裕がなかったなんて。

そういえば、気付いていた以上に音楽も聴いてない。


思っていた以上に、大変だったんだなあ、私、この数か月間。
でもよく頑張った、ちゃんと生きてる。(笑)

今日は見えないけど、うにちゃんがうんうん、うんうん、とうなずいてくれている気がします。



大丈夫。
季節は巡って、また春も初夏も来るから、

来年はたくさん好きなものを楽しめるよう、自分をしっかり大事に育てよう。


これから何度巡って来ても、大好きな初夏をそのたびに、
今年が一番きれい、今年が一番鮮やか、今年が一番幸せ、と思える、

いつも幸せをたくさん自分の中に持っていて、
その内側の幸せと、外の世界がキラキラ呼応する私に。












ちいさい王様





先日の記事にも書きましたが、
私の絵描きとしての能力は、自分の基準でいうと、お話にならないほど低いため、

自分の中に見えているイメージを、その通りにうまく描けたためしがありません。

絵の得意な人は逆で、20代の頃お世話になった、少女漫画の大家、萩尾望都さんによると、
自分の中のイメージより、実際にそれを絵にしたものの方が、面白い良いものになるのだとか。

すごいなあ、そういうのが天性の絵描きの才能だなあ、と思います。


私も自分の中のイメージは、かなりはっきりと映像として見えているため、それを絵で表すのが当然の気がして、絵や漫画の世界に足を突っ込んだりしていましたが、萩尾先生とは逆の実感の連続でした。

小学生の時、図工の時間に風景を描くよう言われて、目の前の綺麗な景色や花などを見ながら紙に向かっても、まったく思うように描けずがっかりしたことがある人ならわかる、あの感じです。


最近遠ざかって絵を描かなくなっていたので、余計勘が鈍って、
先日のこの絵も、実は途中で諦めて捨てようかと思うほど、失敗してしまいました。

なんとかごまかしたけど、もっときれいに描いてあげたかったなあ、
全然予定と違う感じになってしまいまいした。

特にうにちゃんが、私の中の本当のイメージとは、かなりかけ離れた様子になってしまいました。


イメージの中ではこんなイラスト風の顔をしているわけではなく、ちゃんと人間の幼児だし、
ちいさな子供を描くのは私にとっては難しいので、何重にも絵にするのが難しいのですが、

更に、以前イラストレーターとして小学生の本に挿絵を描いていた時の、
男の子たちの服装のイメージが、他によく知らないせいで、つい出てしまったようです。

あの絵のうにちゃん、なんだかサッカー少年みたいになってしまいました☆笑
活動的ではあるけれど、運動好きという感じではなく、もっと物静かで大人しいタイプなんです。


本当は全然違うなあ、うにちゃんごめんね、と、ちょっと寂しくなって、
できるだけ私の中の本当のイメージに近いうにちゃんを、もう一度描いてみると・・・




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こんな感じ。

うん、これはちょっと似ています。
目も鼻も描いてないけど、似ている。(なぜかはこの記事にあります。笑)

こんなちいさな、私のうにちゃんです。
(ちい~さく描いたら、ちょっと似ました。笑)


ほっぺはふっくらかわいいけれど、体や手足は全体にほっそりした華奢な子で(骨格はうに子と兄弟みたい)、穏やかで大人しく、いつもちょっとはにかんだ笑顔で、嬉しそうにうなずいてくれるのです。

寡黙だけど賢くて、いつもいろんなことを感じて、沈思黙考しているタイプです。ほんとです。(笑)
ただの3歳児ではなく、ウニヒピリやインナーチャイルド、魂の姿でもある、賢いウニちゃんなので。


それに何より、私には世界中でいちばんやさしい。


うに子と会ったばかりの時には、服装も心もボロボロ、表情も凍り付いたような状態でしたが、2年近く経った辺りから、やっと安心したのか、頬も丸くなって、機嫌よくかわいく笑うようになりました。

私が一人で何か考えていたり、車の運転をしていたりする時に、何かの拍子に、こんな風にぽん、と私の心の中に浮かんで、うんうん、うんうん、と嬉しそうにうなずいてくれたりします。

それだけで、私もほっとして、嬉しくて涙が出ることもあります。(笑)
お腹の辺りがふわっと暖かくなって、それまで冷えていたのに、指先まで温まったこともあります。


うにちゃん、すごいんです。
私のちいさな、癒しの王様。


人が聞いたらバカみたいに思われるだろうけど、いいんだ、こっそりここにだけ、書いておこう。
実はこの絵をここにアップして人に見せるのが惜しいくらい、私、うにちゃんがかわいいんです。

あんまり描くと、物理的に存在する絵のイメージの方が強くなって、
心の中のうにちゃんが見えなくなりそうで怖いので、顔を描くのは、もうこの辺にしておこうかな。


昨日のような気持ちになった時、うにちゃんとうに子に助けを求めたくても、
あいにく、私があんな状態の時には繋がらないようなので、最近もしばらく見えないのですが・・・

(繋がることもたまにあるのですが、そうするとうにちゃんまでおびえた悲しそうな顔をしていて、
かわいそうになってしまうので、自分の調子が悪い時には、無理に見ようとしなくなりました。)

でも、またそのうち出て来てくれるよね。
今日は見えなくても、うにちゃん、いるよね、うに子と一緒に。



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にこにこしながら、うんうん、うんうん、と
うにちゃんがいつもの通り、うなずいてくれている気がします。

うにちゃん、大好き。
私もうに子も、世界中で、うにちゃんが一番かわいい。

いてくれて、ありがとうね。










思い出した気持ち~Callingの持つ力





このところ、最近忘れかけていた感覚や気持ちを、思い出して再体験するようなことが、
なぜだか頻繁に起きています。

いいことを思い出すより、どちらかというとつらい感覚のことの方が多くて、

もうほとんど忘れていたけれど、こういう時に感じるつらさや不快は、
こんなにショックなものだったんだなあ、と久々に再確認する、

というような体験が重なっています。




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別にそんなこと天にオーダーしたつもりはないし、こう書いてみると悪いことのようだけど、でもそうではなく、理由や因果関係はわからなくても、私にとっていいことが起きているのがわかります。


たとえて言えば、ずっと体の痛みを抱えて生きて来て、色々なことができなかった人が、
やっと正しい治療法がわかって痛みが軽くなってきた時、

今までの自分はもしかしたら、努力不足で人並みの生活を送れなかったのではないか、どんなに頑張っても、痛みで色々なことが不可能だったというのは、ただの言い訳だったのではないか、

と自分を疑って、それまでの自分を責めたり、失った時間を一層つらく感じたりしそうになっても、

ある日ふと、かつての痛みをもう一度感じたら、
ああ、自分はこんなにもひどい苦痛に耐えていたのか、努力不足なんてとんでもない、

むしろこの苦痛と共にそれでも命を放棄しないで生きてきた自分は、頑張った、強かった、
もう自分を責める必要はないんだ、という真実がわかる。


私にとっては、そんな意味がある、「遠くなり始めたかつての苦痛」を再体験するということが、
どうしてか色々と続いていたこの頃でした。

なので、いいことだとわかったし、ありがとう、と思っていたけど、
でももうそろそろ、終わりでいいかな。(笑)

順番があるわけじゃないだろうけど、次はいっぱい、好きだったこと、楽しかったこと、
幸せな気持ちを、思い出したいな。




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ひとつ、前回アップした絵を描いた時、長いこと「絵を描く自分」を忘れていたことを実感しました。

鉛筆だけでいたずら書き程度にほんの小さな絵を描くことは、最近もまだ少しはあったのだけれど、
ちゃんとした用紙に描くこと、道具を使うこと、彩色すること、などはもう何年もしていなくて、

その「好きだったはずの絵を描くことを何年もしないでいること」を見ないようにしてきたことに、
4年ほど前に戸棚の整理をした時以来で、彩色の道具を探しながら、ハッとしていました。


そして、色を塗りながら、久々に思い出していました。

子供の頃から絵を描くことが好きなのに、全く思ったように描けず、
いつももどかしい悔しい思いをしていたこと、

それでもなぜか嫌にならずに、また描きたかったことを。(笑)


絵を描きながら、いつも思うんです、ああ、私、絵描きじゃないなあ、って。

生まれながらの絵描きの素質がない、という意味なのですが、自己否定というより、事実として感じるという感覚で、プロとして絵の仕事をしていた時にも、その思いが消えたことはありませんでした。

逆に言うと、生まれながらの本当の絵描き、と感じる人の作品に、とても感動します。

人体の動きや、風景全体をとらえ、情感までをも含めてそれを紙の上に絵として描き出す力は、
根本的に「持って生まれた素質」に依るもので、

それがなかったら訓練してもどうにもならない、ということを、深く実感している、知っている、
というか。



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これは絵だけではなく、声の良さを含む歌のうまさとか、走る早さとか、色々なことにいえると私は感じています。努力でも多少は育てることができるけれど、「そう生まれついた素質」には叶わない。

そしてそういう素質を持ち、その素質を活かして生きる人を、
天職を生きる、というのだろうと思っています。

英語の「calling」という表現が、なぜかものすごく好きです。


なので、変に聞こえるかもしれないけれど、私が絵を描いていて、ああ、へたくそだなあ、ちっとも思ったように描けないなあ、私は生まれながらの絵描きの素質を持った人間ではないなあ、と思う時、

それは悲しくて悔しい思いよりも、やさしい諦めのような、

才能がないのに、また懲りずに下手な絵を描いて、しょうがないなあ、下手なのに好きなんだなあ、と、自分の下手さを認めて受け入れ、仕方のないこととして許しているような気持ちと、

同時に、天与の才を持つ人たちのキラキラと輝く作品に対する、
子供のように単純な憧憬や敬意が混じり合って、

不思議と穏やかな気持ちがするのです。
・・・うまく描けなくて悲しいもどかしい思いも、なくなりはしないのですけれど、ね。


この穏やかな気持ちは、長年の葛藤を経て諦めがついたこと以上に、絵を描くことが私の本分ではないこと、私には他により大切なものがあることを、知っていることから来ているのかもしれません。



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上の画像は、画家いせひでこさんの作品。(下の画像と共に、ネット上の画像をお借りしました。)
こんな絵に、どうやら私は、特に惹かれるようです。

いせさんの絵は、本来の私の好みより色彩が地味だったり、印象が寂しすぎたりもするのですが、
なのにそれでも一目見た時以来一瞬も名前を忘れられない、圧倒的な力を感じる画家で、

どんなに小さな、スケッチのような一枚でも、必ずそこに天性の才能のキラキラとした力を感じます。
絵という天性の才能を通じて表された、その人全体の命の力を。

同じように、教科書に載っているような、世界的な巨匠たちの作品ももちろんすごいけれど、そうした有名な画家の何気ないスケッチなどが、立派に仕上げられた大作より好きだったりします。


こういう絵に会うと、ああ、こういう人を生まれながらの絵描きっていうんだなあ、
すごいなあ、持って生まれた素質が伸ばされ磨かれたすばらしさって、圧倒的だなあ、と思います。

見るものの深いところに、声もなく音もなく、静かに、でも強く、触れて跡を残す、
言葉で解説できる以上の、どうしようもない魅力、魂と繋がった真実の力を感じます。



Calling。

懐かしくいとしい、やさしいのにつらい、なのに忘れられない、
恋しい響きの、私にとって、特別な言葉。




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天よ私を呼んでおくれ

もういちど

お前の声の呼ぶ方へ、

私はいのちいっぱいに駆け出して行きたい
















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