TVは全く見ず、ニュースも非常識なほど見ないし、ドラマなどもあまり好きではなく、そもそも子供の頃からほとんど日本のテレビ番組に興味がなかったのですが、

どういうわけか、アメリカの映画やドラマは好きです。

といっても、それ以外の国のものをたくさん知っているわけではないし、見るものの好みは限られていて、よく海外ドラマをブログテーマにしている人のようにたくさんは、見ていないのだけれど。


先日PCで好きなドラマを見た後、音を小さくして付けっぱなしにしたまま他のことをしていたら、かなり血なまぐさい犯罪もののドラマが、続けて再生されていたようだったのですが、

登場人物のセリフに思わずハッとして、急いで音量を上げ、その場面を見直したワンシーンがありました。


そこだけ取り出して録音してみたので、よければ聞いてみてください。(日本語吹き替え版です。)
記事の下にあるリンクをクリックすると、音声ファイルにアクセスします。

敵に囲まれて、生きて脱出することは無理かもしれない、という状況になった二人の男性の片方が、もう一度生きて体験したいことがある、と語る言葉です。

ほんの2分ほどのシーンですが、まるで文学作品の中の言葉のように美しく、胸を打ちました。

彼の豊かな人生経験を心から羨ましく感じ、それだけでなく、生きるかいのある自分の人生をかみしめて生きている、その人の感性が、輝く光のように私の胸に差し込んできました。




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私も、子供の頃からたくさんのことを、何気ないほんの一瞬を、心から愛してきたのに、

それらが皆どこへ行ってしまったのか、というくらい、そういうものを愛する気持ちから離れたところで、長いこと、苦しみを乗り越えることばかりに必死になってきたけれど、


これからもう一度、心から愛するそれらの瞬間、瞬間を、

空の色、花の香り、月にかかる雲の形、湯気の上にきらめく朝の光、野菜を切る音、
かわいがっていた小鳥を、猫を、やさしくなでた時の柔らかな手触り、

小さな妹の笑顔、愛する人の声、あたたかないとおしい手、
木々を渡る風の音、唇に触れるなめらかな陶器の感触、

窓越しに本と自分の手の上に落ちる、まぶしい光と、濃い影・・・


そんなものたちを、
毎日の中にもっと取り戻したい、これまでよりもずっと深く味わいながら生きたい、

そして、死ぬ前にもう一度したいと思うような、そうした愛する体験を、

今までの人生で体験した分の何倍も、何百倍も、
増やしながら生きたいと思ったのです。



この世には、何度繰り返し生まれ変わっても、とても体験し尽くせないほどの素晴らしいものが溢れている。

命を長らえるために、生き残るために、自分や係累を養うために、その糧を稼ぐために、生きるのでもなく、

他を凌いで競争に勝ち、成功に興奮し、名誉や評価に満足するのも、もちろん魅力あるこの世の体験のうちだとは思うけれど、少なくとも私には、

体を貰ってこの世に生まれたということは、五感を使ってこの美しい世界を存分に感じる為に生きているのだと、

近頃、ますますそう思います。


https://drive.google.com/file/d/1gjJpLURM34jtmnXZ3TyR17pZNL3H_5WA/view?usp=sharing




百の国を回り、目もくらむ絶景を見て、
世界中の珍味を味わい、千の恋を体験するよりも

ただ あなたの目を

一日の始まりと、その日の終わりに
共に生きて見ることができること

それが、私には

なによりも勝る この世に生まれた幸せ








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